「通関手続きにはどれくらいの日数がかかるのだろうか?」
「海外からの荷物がなかなか届かないのはなぜ?」
このような疑問を感じたことはありませんか?
通関手続きにかかる日数は、輸入・輸出の違いや、申告方式、税関で振り分けられる貨物の種類などによって大きく変わります。
書類に問題がなければ数時間で完了するケースもある一方で、貨物検査や他法令の確認が必要になった場合は数日から1週間以上かかることもあります。
そのため、あらかじめ日数の目安や遅延の主要な原因を把握しておくことが重要です。
本記事では、通関手続きにかかる日数の目安をケース別に分かりやすく解説するとともに、手続きをスムーズに進めるためのポイントについても詳しく紹介します。
【輸入・輸出別】通関手続きにかかる日数の目安

通関手続きと一口にいっても、「輸入通関」と「輸出通関」の2種類に分かれ、それぞれで目的ややるべきこと、通関手続きにかかる日数の目安が異なります。
本章では、それぞれの通関手続きにかかる日数の目安について詳しく紹介します。
輸入通関手続きにかかる日数の目安
輸入通関手続きとは、海外から到着した貨物を日本国内へ正式に輸入するためにおこなう手続きのことです。
輸入者は税関へ輸入申告をおこない、提出されたインボイス(商業送り状)やパッキングリストなどの書類をもとに税関が内容を審査します。必要に応じて貨物検査が実施され、問題がなければ関税や消費税を納付したあとに輸入許可がおります。
輸入通関手続きにかかる日数は、書類に不備がなく検査も行われなければ、数時間から3営業日程度で完了するケースが多いです。
| 貨物の種類 | 通関手続きにかかる日数の目安 |
| 海上貨物 | 1〜3日 入港から輸入許可までの平均所要日数は2.5日、通関申告から許可までの平均所要時間は2.4時間 |
| 航空貨物 | 1日以内 入港から輸入許可までの平均所要日数は0.5日、通関申告から許可までの平均所要時間は0.3時間 |
海上貨物の通関手続きの方が時間がかかるのは、航空貨物と比較して積載量が多いからです。
一方で、書類の記載ミスやHSコードの誤り、他法令の確認、税関による検査が必要になった場合は、数日から1週間以上かかることもあります。
特に繁忙期は審査件数が増加するため、通常よりも時間を要する可能性がある点に注意が必要です。
輸出通関手続きにかかる日数の目安
輸出通関手続きとは、日本から海外へ貨物を輸出する際に、税関へ申告をおこない、輸出が法令上問題ないことを確認してもらうための手続きです。
輸出者または通関業者がインボイスやパッキングリストなどの必要書類を提出し、税関が貨物の内容や輸出規制の対象かどうかを審査します。
審査や検査を通過すると輸出許可が下り、貨物を船や航空機へ積み込めるようになります。
輸出通関にかかる日数は、書類に不備がなく貨物検査もおこなわれない場合、1〜5営業日程度で完了するのが一般的です。
| 貨物の種類 | 通関手続きにかかる日数の目安 |
| 海上貨物 | 3〜5日 入港から輸入許可までの平均所要日数は2.5日、通関申告から許可までの平均所要時間は2.4時間 |
| 航空貨物 | 1〜2日 入港から輸入許可までの平均所要日数は0.5日、通関申告から許可までの平均所要時間は0.3時間 |
輸入時と比べると2倍近く時間がかかることを想定しておきましょう。
一方で、戦略物資や規制対象品目の確認が必要な場合や、税関による検査が実施される場合は、数日程度かかることがあります。
スムーズに輸出を進めるためには、必要書類を正確に準備し、輸出先国の規制も事前に確認しておくことが重要です。
【申告方式別】通関手続きにかかる日数の目安

また、貨物は申告方式によって「一般通関」と「簡易通関」に分かれ、こちらについてもそれぞれ通関手続きにかかる日数が異なります。
本章では、それぞれの通関の違いと手続きにかかる日数の目安について詳しく説明します。
一般通関手続きにかかる日数の目安
一般通関手続きとは、輸出入される貨物について税関へ正式な申告をおこない、貨物の内容や価格、HSコード、関税額などを審査してもらう通関手続きです。
商業貨物の多くで利用される方法であり、インボイスやパッキングリストなどの必要書類を提出したうえで、税関による審査や必要に応じた貨物検査がおこなわれます。
一般通関手続きにかかる日数の目安は、書類に不備がなく税関検査も不要な場合であれば、通常は数時間から1営業日程度が目安です。
一方で、書類の記載ミスやHSコードの確認、他法令の許可取得、貨物検査などが発生すると、数日から1週間以上かかることもあります。
特に高額貨物や規制対象品目は審査が厳しくなる傾向があるため、事前に必要書類を正確に準備しておくことが大切です。
簡易通関手続きにかかる日数の目安
簡易通関手続きとは、一定の条件を満たす少額貨物や国際宅配便などを対象に、通常の通関手続きよりも簡略化された方法でおこなう通関手続きです。
一般通関と比べて提出書類や申告内容が簡素化されており、税関による審査も効率的に進められるため、迅速な貨物の受け渡しが可能になります。ECサイトで購入した海外商品の輸入などで利用されるケースも少なくありません。
簡易通関にかかる日数は、書類に問題がなければ数時間から当日中に完了することが一般的です。そのため、一般通関よりも短期間で貨物を受け取れる傾向があります。
ただし、貨物の内容確認や税関検査が必要になった場合、また書類に不備がある場合は、一般通関と同様に数日程度の時間を要することがあります。
スムーズな通関のためには、必要情報を正確に申告することが重要です。
【通関区分別】通関手続きにかかる日数の目安

貨物は税関によって、以下の3つの区分に振り分けられるのですが、それぞれの区分によって通関手続きにかかる日数や時間も異なります。
・通関区分1(即時引取)
・通関区分2(書類審査)
・通関区分3(貨物検査)
本章では、それぞれの区分の違いと通関手続きにかかる日数の目安について紹介します。
通関区分1(即時引取)
通関区分1(即時引取)とは、税関が申告内容を審査した結果、書類審査や貨物検査が必要ないと判断した貨物に適用される区分です。
申告内容に問題がなく、過去の取引実績や貨物の内容からリスクが低いと判断された場合に振り分けられます。輸入申告後、税関から速やかに許可が下りるため、最もスムーズに通関が完了するケースといえるでしょう。
通関区分1に該当した場合、通関手続きにかかる時間は数分から数十分程度が一般的で、遅くとも当日中に許可されることがほとんどです。そのため、貨物到着後すぐに引き取り手続きを進めることができます。
ただし、初めて輸入する貨物や申告内容に不明点がある場合は区分1になりにくく、次項で説明する書類審査や貨物検査の対象となる場合がある点には注意しましょう。
通関区分2(書類審査)
通関区分2(書類審査)とは、税関が輸入・輸出申告書やインボイス、パッキングリストなどの提出書類を詳しく確認する区分です。
申告内容に不明点がある場合や、HSコードの分類、貨物価格、原産地などについて確認が必要とされた場合に振り分けられます。貨物そのものを開封して検査するわけではありませんが、追加資料の提出を求められることもあります。
通関区分2に該当した場合の通関手続きにかかる日数は、一般的には半日から1営業日程度が目安です。
ただし、税関から追加書類の提出依頼があった場合や、他法令に基づく確認が必要な場合は、数日程度かかることもあります。
通関区分3(貨物検査)
通関区分3(貨物検査)とは、税関が実際に貨物を開封し、申告内容と貨物の実態が一致しているかを確認する区分です。
以下のような貨物が対象となります。
・申告書類だけでは内容を十分に確認できない貨物
・輸入規制品目
・初めて輸入する貨物
検査では、商品の種類や数量、原産地、品質などが確認され、必要に応じてサンプル採取がおこなわれることもあります。
通関区分3に該当した場合の通関手続きにかかる日数は、一般的に1〜5営業日程度が目安です。
ただし、検査件数が多い繁忙期や、他法令に基づく追加検査が必要な場合は、1週間以上かかるケースもあります。
また、検査結果によっては追加書類の提出を求められることもあるため、さらに時間を要する可能性もあります。
貨物検査による遅延を防ぐためには、申告内容や必要書類を正確に準備しておくことが重要です。
通関手続きがスムーズに進まない主な原因

通関手続きがスムーズに進まない主な原因は、以下の通りです。
・インボイスなどの書類に不備や記載ミスがある
・HSコードに誤りがある、あるいは未確定である
・アライバルノーティスの発行が遅れている
・繁忙期で税関の審査に時間がかかっている
・他法令の承認が下りない
本章では、それぞれの原因について詳しく説明します。これらの原因を知っておくことで、事前に遅延を防げる可能性がグッと高まります。ぜひ参考にしてください。
インボイスなどの書類に不備や記載ミスがある
通関手続きが遅れる原因として特に多いのが、インボイスやパッキングリストなどの書類に不備や記載ミスがあるケースです。
たとえば、商品の名称が曖昧で内容が正確に分からない、数量や金額が実際の貨物と一致していない、輸出者・輸入者情報に誤りがあるといった問題が挙げられます。
書類に不備があると税関による審査が長引き、貨物の引渡しが遅れるだけでなく、保管料などの追加費用が発生する可能性があるため要注意です。
スムーズな通関を実現するためには、出荷前に必要書類の内容を十分に確認し、正確かつ詳細に記載することが重要です。
HSコードに誤りがある、あるいは未確定である
通関手続きが滞る原因の一つに、HSコード(商品の国際的な品目分類番号)の誤りや未確定があります。
HSコードは関税率や輸入規制の有無を判断する重要な情報であり、誤ったコードを申告すると税関による確認作業が必要となり、通関に時間がかかる可能性があります。特に、複数の用途を持つ商品や新製品は分類が複雑で、適切なHSコードの判断が難しいケースも少なくありません。
また、HSコードが未記載の場合も、税関や通関業者が改めて確認しなければならず、手続きの遅延につながります。
さらに、誤ったHSコードで申告すると関税額の過不足が発生し、修正申告や追加納税が必要になることもあります。
そのため、事前に商品の仕様や用途を整理し、正しいHSコードを確認したうえで申告することが重要です。
アライバルノーティスの発行が遅れている

アライバルノーティス(Arrival Notice)の発行遅延も、通関手続きがスムーズに進まない原因の一つです。
アライバルノーティスとは、貨物が輸入国の港や空港に到着したことを船会社や航空会社、フォワーダーなどが荷受人へ通知する書類です。船会社や航空会社によって異なりますが、一般的には貨物が港や空港に到着する1〜2日前に届けられます。
この通知が発行されない、または荷受人へ届くのが遅れると、貨物到着後の通関手続きや引き取り準備を進めることができません。通知先情報の誤りや書類不備、繁忙期による処理遅延などが原因です。
また、アライバルノーティスの確認が遅れると、貨物の保管期間が長引き、デマレージや保管料などの追加費用が発生する可能性もあります。
輸入業務を円滑に進めるためには、事前に通知先情報を正確に登録し、貨物の輸送状況をこまめに確認することが大切です。
繁忙期で税関の審査に時間がかかっている
通関手続きが遅れる原因として、税関や物流業界の繁忙期による審査時間の長期化も挙げられます。
以下の時期は国際物流量が大幅に増加するため、税関に申告される貨物物件数も急増します。
・年末年始
・大型連休前後
・中国の春節(旧正月)
・欧米のクリスマスシーズン
その結果、通常であれば短期間で完了する書類審査や貨物検査に時間がかかり、通関許可までの日数が延びることがあるのです。
また、港湾や空港の混雑によって貨物の搬出入作業が遅れるケースも少なくありません。
輸入者や輸出者に大きな問題がなくても、こうした外的要因によって通関が遅延することは十分にあり得ます。
納期に余裕を持った輸送計画を立てるとともに、繁忙期を見越して早めに必要書類を準備し、迅速に申告できる体制を整えておくことが重要です。
他法令の承認が下りない
税関以外の行政機関による許可・承認が必要な「他法令」手続きが完了していないことも、通関手続きが滞る原因の一つです。
輸入・輸出される貨物の中には、税関の審査だけでなく、関係省庁の規制を受けるものがあります。たとえば、食品は食品衛生法、化粧品や医薬品や薬機法、植物は植物防疫法、動物や畜産物は家畜伝染病予防法などの対象となる場合があります。
これらの貨物は、必要な届出や検査、許可取得が完了しなければ通関許可が下りません。
また、申請書類の不備や検査結果の確認に時間がかかると、さらに手続きが長引く可能性があります。
対象貨物を取り扱う際は、事前に適用される法令や必要な手続きを確認し、余裕を持って準備を進めることが重要です。
通関手続きの日数を短縮化させるためのコツ

前章では、通関手続きがスムーズに進まない原因について解説しましたが、以下の点を留意・工夫することで、通関手続きの日数を短縮化させることにつながります。
・必要書類を正確に記載する
・電子申告システムを活用する
・AEO(認定事業者)認証を取得する
・輸出先国最新の輸入規制や要件を把握する
・国際輸送の専門家のサポートを受ける
本章では、それぞれのコツについて詳しく解説します。
必要書類を正確に記載する
通関手続きをスムーズに進めるためには、インボイスやパッキングリストなどの必要書類を正確に作成することが重要です。
たとえば、商品の名称を「雑貨」や「サンプル」といった曖昧な表記で記載すると、税関が貨物の内容を正しく判断できず、追加確認や検査がおこなわれる可能性があります。
また、以下のような情報に誤りがある場合も、審査が長引く原因となるため、慎重かつ正確に記載してください。
・数量
・価格
・原産国
・輸出者・輸入者情報
書類の不備によって修正対応が発生すると、その分だけ通関許可までの時間も延びてしまいます。
特に初めて輸出入をおこなう場合は、記載内容に漏れや誤りがないか複数回確認し、必要に応じて通関業者やフォワーダーへ相談することがおすすめです。
事前準備を徹底することで、通関手続きの遅延リスクを大幅に減らせます。
電子申告システムを活用する
通関手続きの日数を短縮するためには、電子申告システムを積極的に活用することが効果的です。
日本は、税関手続きをオンラインでおこなえるNACCS(輸出入・港湾関連情報処理システム)を導入しており、輸出入申告や関連書類の提出を電子的におこなえます。
紙書類による申請と比べて手続きが迅速になり、税関とのやり取りをスムーズに進められるのが大きなメリットです。また、入力内容の確認や修正がしやすく、書類不備による手続きの遅延防止にもつながります。
特に継続的に輸出入業務をおこなう企業にとっては、業務効率化やコスト削減の面でも有効です。
通関業者やフォワーダーと連携しながら電子申告を活用することで、貨物の到着から通関許可までの時間を短縮させやすくなります。
AEO(認定事業者)認証を取得する

通関手続きの効率化を目指す企業は、AEO(Authorized Economic Operator:認定事業者)認証の取得を検討するのも有効な方法です。
AEO制度とは、法令遵守や貨物管理体制、セキュリティ対策などが一定基準を満たしてる事業者を税関が認定する制度です。
認定を受けると、簡易申告制度の利用や優先的な審査、検査率の軽減などのメリットがあり、通関手続きの迅速化につながります。また、国際物流全体の信頼性向上や取引先からの評価向上も期待できます。
認証取得には社内体制の整備や継続的な管理が不可欠ですが、輸出入を頻繁におこなう企業にとっては、通関リードタイムの短縮や業務効率化に大きく貢献する制度といえるでしょう。
輸出先国最新の輸入規制や要件を把握する
通関手続きの日数を短縮化するためには、仕向け国最新の輸入規制や要件を事前に確認しておくことが重要です。
国や地域によっては、特定の商品に対して輸入許可証や検査証明書、原産地証明書などの提出が義務付けられている場合があります。
また、規制内容は法改正や国際情勢の変化によって更新されることも少なくありません。
必要書類の不足や規制への対応漏れがあると、現地税関で貨物が保留となり、通関に大幅な遅延が発生する可能性があります。
特に以下の製品は規制が厳しい傾向にあるため、注意が必要です。
・食品
・化粧品
・医療機器
・電子機器
輸出前に現地の税関情報や関係機関の最新情報を確認し、必要な準備を整えておくことで、スムーズな通関と納期遅延の防止につながります。
国際輸送の専門家のサポートを受ける
国際輸送の専門家のサポートを受けることも、通関手続きをスムーズに進めるうえで有効な手段です。
輸出入には関税制度やHSコードの分類、各種法令への対応など専門的な知識が求められるため、自社だけで対応すると書類不備や申告ミスが発生する可能性があります。
経験豊富な専門家に依頼すれば、必要書類の作成支援や内容確認、税関とのやり取りを適切に進めてもらえるため、通関手続きの遅延リスクを軽減できます。
また、輸出先国の規制や最新の制度変更に関する情報提供を受けられる点も大きなメリットです。
特に初めて輸出入をおこなう企業や、複雑な貨物を取り扱う場合は、専門家の知見を活用することで業務効率化とリードタイムの短縮につなげられるでしょう。
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通関手続きに時間がかかると、納期遅延や追加の保管費用が発生し、ビジネスに大きな影響を与える可能性があります。
特に初めて輸出入をおこなう企業や、複数の国との取引をおこなう企業にとっては、必要書類の準備や各国の規制への対応、HSコードの選定など、多くの専門知識が求められるため非常に大変です。
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通関手続きの日数に関するFAQ

最後に、通関手続きの日数に関するよくある質問とその回答を紹介します。
通関状況を確認する方法は?
通関状況を確認する方法は、利用している配送会社やフォワーダーに問い合わせるのが一般的です。
国際宅配便の場合は、配送会社が提供する貨物追跡サービスで「通関手続き中」「通関完了」などのステータスを確認できることがあります。
また、船荷証券(B/L)番号や航空運送状(AWB)番号、追跡番号を伝えることで、より詳しい状況を確認できることもあります。
通関業者へ依頼している場合は、担当者に連絡して税関審査の進捗や追加書類の要否を確認するとよいでしょう。
通関で問題が発生している際は、早めに状況を把握し、必要な書類の提出や修正対応をおこなうことで、貨物の引渡し遅延を最小限に抑えられます。
土日中に通関手続き中になったら、届くまでどれくらいの日数がかかる?
土日中に貨物が「通関手続き中」となった場合、到着までの日数は配送会社や貨物の内容によって異なりますが、一般的には通関完了後1〜3営業日で配達されることが多いです。
ただし、税関は土日や祝日でも一部業務をおこなっていますが、検査や確認が必要な貨物については平日の対応となる場合があり、通常より時間がかかることもあります。
また、配送会社の集荷・配達スケジュールや地域によっても到着日は変動します。
荷物の状況が気になる場合は、追跡サービスや配送会社への問い合わせで最新のステータスを確認すると良いでしょう。
2回以上「通関手続き中」という表示が出るのはなぜ?
荷物の追跡情報で「通関手続き中」という表示が2回以上更新されることがありますが、必ずしもトラブルが発生しているわけではありません。
これは、輸送の過程で複数回の通関関連手続きがおこなわれたり、税関による審査状況が更新されたりするためです。
たとえば、経由地の空港や港で輸出通関・輸入通関の両方がおこなわれるケースや、税関から追加確認や検査が求められたケースでは、同じステータスが繰り返し表示されることがあります。
また、配送会社のシステム上、通関状況が更新されるたびに「通関手続き中」と表示される場合もあります。
長期間ステータスに変化がない場合を除き、通常は手続きが進行していると考えて問題ありません。
心配な場合は、配送会社へ問い合わせて詳細を確認すると良いでしょう。
「外国から到着した郵便物の税関手続きのお知らせ」が届いたらどうすればいい?
「外国から到着した郵便物の税関手続きのお知らせ」が届いたら、まず通知内容を確認し、税関や日本郵便から求められている書類や情報を速やかに提出しましょう。
この通知は、郵便物の内容や価格が不明確である場合や、輸入に必要な書類が必要な場合に送付されます。
以下の書類の提出を求められることが一般的です。
・商品の購入履歴
・領収書
・インボイス
・商品説明資料
必要書類の提出が遅れると、通関手続きが長引き、配達までの日数も延びてしまいます。また、内容によっては関税や消費税の納付が必要になるケースがあることも頭に入れておきましょう。
通知を受け取ったら放置せず、案内に従って早めに対応することが、スムーズな通関と荷物の受け取りにつながります。
まとめ:コツを知って通関手続きにかかる日数を短縮化させよう!

通関手続きにかかる日数は、輸入・輸出の違いや申告方式、さらには税関による通関区分によって大きく異なります。
書類に不備がなくスムーズに進めば数時間で完了することもありますが、貨物検査や他法令の確認が必要になった場合は数日から1週間以上かかるケースもあります。
そのため、インボイスなどの必要書類を正確に作成することはもちろん、HSコードの確認や輸出先国の規制把握など、事前準備を徹底することが重要です。
通関手続きの流れや主な遅延要因を理解し、適切な対策を講じることで、国際物流をよりスムーズに進められるでしょう。
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